代表者ご挨拶
「下町の健康案内人として、治療させて頂いた全ての人を笑顔にする」
私が治療家になるまでの話を少しさせてください。
忘れかけていた夢の原点は、高校時代にさかのぼります。
「剣道のけがの治療に整骨院に行くと、先生は決まって、
『まだ腫れが引かず、水も溜まってるから(練習を)休みなさい』と言うんです。
僕は剣道がしたくて高校に入学しました。
だから、いつまでも復帰できない状況は、16歳の僕には受け入れられなかった。
煮詰まってしまったんです。
あのとき先生が、違う言葉をかけてくれていれば……
自分と同じ思いはしてほしくない。
そんな思いから柔道整復師の道を選び、地元の整骨院で働きました。
その後、江戸時代からの“ほねつぎ技術”を継承する、歴史ある都内病院に転職し6年勤務。
そこでお世話になった先輩の整骨院で働き、38歳で僕は独立することを決心をしました。
こうして「たばる針灸整骨院」を開院。2016年で12年目を迎えました。
「患者さんが安心して来院できる環境作りが大事」
日曜日の午前中も開院。高齢者を中心に送迎サービスを行うなど、地域に根ざしたサービスを展開しています。
「ここに来れば体の不調を何とかしてくれる」と言われる院づくりに力を入れています。
さらに、独立した理由の一つ、スポーツトレーナーになる夢も、私はかなえることができました。
現在、東京女子体育大学の新体操部でトレーナーも務めています。
また、通常の受付後、夜9時からはアスリート枠を設けています。
怪我をしても部活が終わってからじゃないと来られない野球部員や、公演前のプロのバレエダンサーがコンディションを整えるために来院します。
柔道整復師は患者さんの体に直接触れますし、会話も多い。
つまり、相手の心の状態を見ながら治療できるんです。
よく医師の仕事と比較されるんですが、治療が細分化されている医師に比べて、こうやって“人を診る”ことができる点が異なると思っています。
人間学を大切にしながら、これからも患者本位の診察を続けていきたいです。
「よくなりました」と笑顔で院を出て行く患者の姿を励みに、私は今日も診察を続けています。
代表取締役 田原 和幸(たばる かずゆき)
柔道整復師・鍼灸師
日本ダンス医科学研究会 会員
日本柔道整復接骨医学会 会員
NPO法人芸術家のくすり箱 会員
東京女子体育大学 新体操競技部 トレーナー
プロスノーボーダー石川敦士 トレーナー
コマツ女子柔道部 トレーナー
グラストンテクニックジャパン 認定クリニシャン